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@
印度藍(固形)150gをすり鉢で砕き、水150ccを徐々に加えてなめらかになるまで練り上げ、
密封して一晩おく。
A
@の藍をボールに移し、約50℃の温湯10g、苛性ソーダ54g、ブドウ糖50g、ハイドロサルファイト
90gを順にゆっくりと加えて溶かす。そのまま約20分間おいておくと、還元されて使用可能
となるので、この液を貯蔵原液とし、色相に応じて必要量を取り出して使う。
B
ボールに約45℃の温湯10gを入れ、これに苛性ソーダ20g、ハイドロサルファイト30g、ブドウ糖
100g、及び水1gにニカワ50gを煮溶かした物を加えて
完全に溶解する。
C
水槽に約45℃の温湯100gを用意し、Bを加える。
D Cの水槽にAの原液2gを濾過しながら入れて染浴を作る。
E あらかじめ温湯に下浸けしておいた染裂1反(400g)をDの発色浴に入れ、液面より布を出さない
ようにして約5分間繰りながら染色する(ph10〜11)。
F
空気酸化を行うため、染浴から直接棹に干し揚げ、棹の跡が出ないように絶えず裂を動かして
水切りする。この時点では染裂は緑がかっている。
G
空気酸化を終えると軽く水洗し、日陰で完全に干し(中干し)たのち、水洗して繰り上げる。
さらに染め色を濃くしたいときは、EからGの行程を繰り返す。
H
残留するアルカリ分を中和するため、水60gに10%酢酸200ccを加え、Gの布を入れて繰り
ながら酸洗いを数分行いのち、水洗して日陰に干す。